I’m flattered. — (お世辞でも)嬉しい

 月曜日のレッスンでI don’t flatter myself that…. という表現を取り上げましたが、このflatter、日本人にはちょっと使い方の難しい単語の一つかもしれません。復習をかねて、flatterを使った表現をもういくつかご紹介しましょう。

 まず一番基本的な意味は「相手の気を良くさせる」です。一般的に、訳語としては、「お世辞を言う、よいしょする、持ち上げる、機嫌をとる、媚びる」などが充てられます。日本語ではよく「写真写りが良い」と言いますが、こんな場合にもflatterを用います。写真や肖像画を主語として「実物よりも良く見せる」という意味もあるのです。いわば、写真が写っている人をヨイショするわけですね。

 次に、例文をいくつか挙げましょう。

 I don’t flatter myself (to think) that…
 月曜日にも学習しましたが、flatter oneselfは「自分で自分を褒める」、つまり、「うぬぼれる、いい気になる」という意味です。上の文は「(that節以下)と考えるほど、うぬぼれてはいない」となります。もうちょっと日本語らしく意訳するなら、「(that節以下)だなんて、とんでもない(おこがましい)」くらいでしょうか。

 Don’t flatter yourself.
 これも良く使うフレーズです。「うぬぼれるな、いい気になるな」という意味ですね。

 ちょっと芝居がかったシチュエーションですが、「今夜の貴女は一段とお美しい」なんて言われた場合はこんな具合に答えます。
 Oh, I’m flattered.
 直訳すれば、「まあ、ヨイショされちゃったわ」です。ひっくり返せば、相手がお世辞を言っていることになるんですが、これで「(お世辞だとしても)嬉しい」、「まあ、おじょうずね」くらいの意味になります。

 I’m flattered that….と、that節を取ることもあります。例えば、
 I’m flattered that you’ve asked me.
 意味は「私に訊いてくれて嬉しい、光栄だ」です。I’m glad that you’ve asked me.と言い換えることもできますが、flatterを使うと、他の誰でもなく自分を頼ってくれて誇らしい、嬉しいというニュアンスがよくでますね。

 Oh, you’re flattering me.
 直訳すれば「あなたは私にお世辞を言っている」ですが、これも「まあ、おじょうずね」です。では紳士のあなた、「いえいえお世辞だなんてとんでもない、本心ですよ」と言わねばならぬ場面です。そんな時は、
 I’m not flattering you. (I mean it.)
 I mean it. もよく使われるフレーズですね。「本気だ」という意味です。

 こんなところでflatterの意味するところ、使い方はお判り頂けたかと思います。検索エンジンなどをうまく利用すれば、いろいろな事例を参照することができますので、是非トライしてみてください。


このコンテンツについてコメントする(質問もこちらへ)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です