The thing is… — 要するに

唐突ですが、例文をいくつかご紹介します

まずはアナ雪から。「会ったばかりの男と婚約するなんて 」と非難がましいクリストフに対するアナ王女のセリフ です。

Yes, pay attention, but the thing is she wore the gloves all the time, so I just thought, maybe she has a thing about dirt…

「そうなんだけど、そこじゃなくて、私が言いたいのは、彼女(エルサ)はいっつも手袋をはめていて、だから私は、彼女ってばもしかして、ホコリ恐怖症かしら、とか思ってたの。。。」

次はMacmillan Dictionary から。

‘Why didn’t you invite me?’ ‘Well, the thing is, I didn’t think you would want to come’
「なんで呼んでくれなかったの 」「うーん、それはね、来たがるとは思ってなかったのよ 」

Cambridge Dictionary はこれ。状況としては、おそらく、「帰りに買い物しようよ」みたいな話になったのだと想像しますが。

The thing is, the shops close early on Sundays.
それはいいんだけどね、日曜日は商店が早めに閉まっちゃうんだよね 」

最後にLongman から。

‘It sounds like a good idea. Why don’t you invest?’ ‘Well, the thing is, I can’t afford to.’
「悪くない話だと思うよ。なぜ投資しないんだい 」「うん、実を言うとね、投資しようにも持ち合わせがないんだ 」

表題は「要するに」としましたが、the thing is は文脈によって実にいろいろな訳語が充てられます。基本的にはどういう意味かというと、これは英英辞典の説明を引用するのが一番よいと思うのですが、おおむね「回答、コメント、説明、言い訳等を述べる前に使うフレーズ」と定義されています。そして多くの辞書にはinformal、colloquial、spokenなどの但し書きが付いています。主に話し言葉として使われる表現ということです

上のいずれの例文においても、the thing is を削除しても、全体の意味は変わりませんし、重要なポイントが損なわれることもありません。極言すれば、あってもなくてもいいわけです。でも使うんですよね 日常的に、非常にしばしば使います

使えなくても困らない。でも使えるととっても英語らしい英語になる。こういうフレーズって、実はたくさんあります。是非覚えてくださいと言うべきなのか、余力があれば覚えてくださいと言うべきなのか、けっこう悩ましい んですが、できれば頭の隅に置いておいて、出てきたときに、あ、出てきたぞ、と思っていただければ幸甚でございます。


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