A Disputed Call — 疑惑の判定

3月14日のタブロイド各紙には「誤審」とか「激怒」の文字が踊りました。ご承知の通り、12日(日本時間13日)に行われたWorld Baseball Classicに言及した見出しです。

このゲームで、塁審(base umpire)がセーフとした西岡選手のタッチアップ(tag-up play)を球審(plate umpire)が覆し、日本ティームの勝ち越しが露と消えました。誤審と激怒したのは日本人だけではありません。米国のメディアも「それはないだろう」的論調が強いようです。例えばFOX SportsやThe New York Timesではdisputed call(真偽を問われる判定)、The Boston Globeではcontroversial call(微妙な判定、物議をかもす判定)という表現を用いています。特にFOXSports.comのKen Rosenthalさんの記事は国際競技で第三国の審判を採用していないこと、米国が最終戦までドミニカ、キューバ、ヴェネズエラ、プエルトリコなどの強豪と当たらないことなどにも触れており、とても興味深い記事となっています。それにしても、ほんっとにI’m ticked off.(ムカツク)です。


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