Scarlett O’Haraと言えば、皆さんご存知の通り、Margaret Mitchellの時代長編小説『風と共に去りぬ(Gone with the Wind)』の主人公です。前回、セントパトリックス・デーについてご紹介しましたが、スカーレットもアイルランド系です。これは物語を読まなくても察しがつくことなんですよ。
理由は「オハラ」というファミリーネームにその名残がうかがえるから。O’Haraに限らず、「O’」が頭に付くファミリーネームは基本的にアイルランド系です。例えば、O’Donnell、O’Keeffe、O’Neal、O’Reilly等々。スカーレットのフルネームはKatie Scarlett O’Hara Hamilton Kennedy Butlerというのですが、Kennedyというのも基本的にアイルランド系のファーストネームです。かのケネディ大統領もアイリッシュですね。
ところで、『風と共に去りぬ』はマーガレット・ミッチェルが10年余の歳月をかけて書き上げた当時の大ベストセラーで、1936年に初版が発行され、翌1937年にはThe Pulitzer Prize(ピューリッツァー賞)を受賞しています。生涯唯一の作品でした。
つい最近、NHK で放送された「風と共に去りぬ」。遅ればせながら 初めて見ました 波乱万丈な人生に立ち向かう強くてたくましいスカーレット。すごすぎます。今クールのドラマでハマり気味の「白夜行」の主人公・雪穂は、スカーレットをダブらせているとか。このドラマも、最後はTomorrow is another day!「明日は明日の風が吹く」になるのでしょうか…?
出典
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