お仕事をされている方は、そろそろお給料日ですね このところ、景気は上向き傾向だと言われていますが、皆さんのお給料はアップしたでしょうか?
今日は、『お給料をやりくりする』という表現について、お話します。
英文スクリプト
First, listen to this:
The shop owner told the boy that he should save at least1 20% of his wages2. The boy said “it was out of the question3.” The owner thought for a moment, then said “okay then, could you get by on4 80% of it?” The boy said “that I can try.” “Preconceptions5 take away6 our ability to view things objectively7.”
If you feel you’ve heard this conversation somewhere, you probably have. I’ve just quoted these lines from television commercial placed by a securities firm8.
These days, you often come across9 commercial messages on TV which are delivered in English such as this one. You see movie trailers10 in English, too. If not advertisement, there are interview clips spoken in English, when you watch sport news or entertainment news. For those who want to learn English, this is a good opportunity to improve your vocab11 and hearing ability. It doesn’t cost you much, just 30 seconds of your time. And they may contain words and phrases worth learning. In this particular12 instance13, “getting by on” is a very useful idiom. “To get by ” means “to make ends meet14” or “survive”.
So, when you turn your TV on15, make sure to have a pen and paper somewhere within your reach!
スクリプト訳文
まずはこれを聞いてください。
店の主人が従業員の青年に言いました。「給料の少なくとも2割は貯金しなさい。」 青年は答えます。「そんなこと、できっこありません。」 主人はちょっと考えて、今度はこう言いました。「そうか、じゃあ給料の8割でやりくりできるかね?」 すると青年は「それならやってみる」と答えました。「思いこみは客観的な思考の妨げになる」
どこかで聞いたことのある会話だなあと感じた人、確かに聞いているかもしれません。この会話はある証券会社のテレビ広告から引用したものなのです。
最近では、例えばこの広告のように、英語を使ったコマーシャルによく出会います。映画の予告編が流されることもあります。広告ではないにしても、スポーツやエンターテインメント関連のニュースを見ていると、インタビューの一部が英語のままで放映されることもあります。英語を勉強したい人にとっては、語彙を増やし、ヒアリングの力を磨く良い機会です。しかもほんの30秒という時間を除けば、一銭もかかりません。覚えがいのある単語やフレーズが出てくることもあります。例えば、このコマーシャル、「get by on」などはなかなかに使える慣用句です。「get by」とは「やりくりする」とか「切り抜ける」といった意味。
ということで、テレビをオンにするときは、ペンとメモ用紙を手の届くところに置いておきましょう!
レッスン
Can you get by on 80% of your wages?
「給料の8割でやりくりできるかい?」
最近は、テレビCMをインターネットでも公開している会社も多いようです このCMもサイトでcheckできますので、オリジナルのナレーションを聴きたい方は↓をクリックしてくださいネ 「ギロビッチ博士 行動非行動」篇もオススメです
出典
大和証券 テレビCM 「ギロビッチ博士 フレーミング」篇
このコンテンツについてコメントする(質問もこちらへ)