先月のこぼれ話で紹介した「No question about it」が、ティム・バートン監督が自らの作品や自分自身を語る本「Burton on Burton」の中で、ジョニー・デップがバートン監督についてコメントした文章にも使われていました。
なんとなく言っていることはわかるものの、いざ訳して文章にしてみようと思うと…ギブアップ!私には難しすぎ。で、Junko姉さんに訳してもらいました。
バートン監督の姿が目に浮かぶ、すごくステキな文章なので、まずは原文を読んで訳にトライしてから、Junko姉さんの訳を読んでみてください。
原文:一部抜粋
Seeing Tim as proud Papa is enough to send me into an irrepressible1 weeping2 jag, because, as with almost everything, it’s in the eyes. Tim’s eyes have always shone: no question about it, there was always something luminous3 in those troubled/sad/weary4 peepers5.
But today, the eyes of old pal Tim are laser beams! Piercing6, smiling, contented7 eyes….
Junko訳
誇らしいパパとしてのティムを見ると、何だかたまらない気持ちになって、涙さえこぼれてくる。いつものことだけど、目を見れば判るんだ。ティムの瞳はいつだって光っている。間違いないよ。どんな時でも憂いを浮かべた、どこか悲しそうな、そして疲れたようなその瞳に、静かな光を湛えていた。
ところがどうだ。今日のティムの瞳といったら、まるでレーザー光線のようじゃないか!力強さがあって、微笑みを浮かべ、満ち足りた瞳…
いつもは静かな光、憂いを含んだティムの瞳が、子どもを持ち、家庭人となった今、もっと生命力に溢れ、満ち足りて、力強い光を放っているということでしょう。luminous は lunar (月)から、月光のような光を思わせますが、laser beam の beam はまさしく太陽光線です。殺人現場のルミノール反応も暗闇の中でぼーっと青白く光りますよね。そんな感じのことを言っているのでしょう。
出典
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