Shouldn’t have said that… — 言わなきゃよかった…

シリーズの完結編で、ハリー、ロン、ハーマイオニーのうち、少なくとも2人が死んでしまう 、ということが明らかになった「ハリー・ポッター」。今日はこのハリポタから、あまり使いたくはないけれど、覚えておくと便利なフーズを紹介します

英文スクリプト
 Last weekend, I finally watched the world-famous “Harry Potter” on DVD. The one I saw was the very first episode of the series: Harry Potter and the Philosopher’s Stone. Have you watched it? Which character is your favorite? Harry? Ron, or Hermione? I took a liking to Hagrid1. A very big guy with beards?

 Did you notice2? Hagrid is constantly saying, “Oh, I shouldn’t have said that….” Although I ask you to learn this expression, I don’t really recommend to use it actually, because it means: When there is something you shouldn’t say, but you said that and you regret3 it, you’d say, “Oh, I shouldn’t have said that.” Or, when there is something you shouldn’t do, but you did it and you regret it, you’d say, “Oh, I shouldn’t have done that.”

 Words are quite tricky4. Once they’re out, it’s virtually5 impossible to push them back where they were, like the toothpaste. So, we’ve got to be careful about what we say. Right, Hagrid?

スクリプト訳文
 先週末、ついに見ました! 超有名な『ハリー・ポッター』のDVD。私が見たのはシリーズ第1作の『ハリー・ポッターと賢者の石』です。皆さんは見ましたか? どのキャラクターが好き? ハリー? ロン? それともハーマイオニー? 私のお気に入りはハグリッドです。判ります? あのひげ面の大男。

 皆さんは気づいたかしら。ハグリッドの口癖は「あー、言わなきゃよかった」。この表現、覚えてほしいのは山々ですが、実際に使うのはあまりお奨めできません。何か言うべきでないことがあって、それでも言ってしまって、後悔しているときに、「あー、言わなきゃよかった」っていう意味なんですから。何かやるべきでないことがあって、それでもやってしまって、後悔しているときには、「Oh, I shouldn’t have done that (あー、やらなきゃよかった)」と言います。

 言葉ってけっこう扱いにくいものです。なにしろ一度外に出したら、もとに戻すのは事実上不可能ですから。歯磨き粉と同じです。だから口の利き方には要注意。ね、ハグリッド!

レッスン
I shouldn’t have said that.
「言わなきゃよかった(言うべきではなかった)。」

出典
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ハリポタの著者、J.K.ローリングさん。離婚後、小さな子供を抱えて生活保護を受けながらカフェでこの作品を書き上げた、というのはあまりにも有名な話。貧しい生活をしながら、ファンタジー作品が書けるなんてスゴイ 子を持つ母は強し、ですね


  1. take a liking to~…~を好きになる、~を気に入る
  2. notice…気がつく
  3. regret…後悔する
  4. tricky…扱いにくい、油断ならない
  5. virtually…事実上

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