cold shoulder は「すげない態度、冷遇」の意味でした。招かれざる客に「冷たくなった羊の肩肉」を出すというのが etymology (語源)です。give someone the cold shoulder「人に冷たい肩肉を与える」=「冷遇する」 かなりベタです。ある意味覚えやすいです。
ところで、英語には cold feet という表現もあります。冷え性ではありません。「怖じ気づくこと」、「逃げ腰になること」を意味します。 get cold feet で「怖じ気づく、逃げ腰になる」というidiomになります。ニュアンス的には、やるべきことがあって、一応覚悟は決めてたつもりなんだけど、直前になって怖じ気づいた、みたいな感じです。例えば上司に成績不振の報告をしなければならなくて、部屋の前まで来たには来たが、ドアをノックする手前で、I got cold feet. のような使い方をします。
ちなみに「冷え性」。日本では冬の季語にしたいくらいの言葉ですが、私の知る限り、アメリカでは寒い季節が来るや、あちこちの女性誌が「冷え性」特集を組むといった現象はないように思います。もちろん、こういう症状がないわけではありません。
I’m sensitive to (the) cold. (冷えに敏感)
I have poor circulation. (血行が悪い)
こんな感じの表現を用います。
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