closingとclothing

先週お届けした、」と「」の音はマスターできましたか 今日は、それぞれを有音にした音、「」と「」についてお届けします。

まずは、こちらを聞いてみてください

(1)  (2)

聞き分けられましたか

(1)closing[]…終り
(2)clothing[]…衣類

の音
口の歯と歯の隙間から、息を吐き出すようにして出す音。舌はどこにも触れません。
とくに[]の音は日本語の「ジ」ではありませんので注意してください。「ズィ」に近い音です。ちなみに、日本語の「ジ」は[]に近いです。

の音
上の歯と下の歯の間に舌を軽くはさんで息を出しながら出す音。口がブルブルと振動します
「TH」は通常、カタカナ表記ではサ行/ザ行で表現されることが多いですが、junko姉さんいわく、タ行/ダ行に近いそうです。(もちろん、日本語にない音なので、サ行でもタ行でもないのですが )
理由は、サ行の発音では舌先と前歯は接触しないけれど、タ行の発音では舌先が前歯にくっつき、軽くはさんだ状態に近くなるから。clothingはクロゥングというよりはクロゥディングのように聞こえます。
実際に、Thenを舌の位置を意識して発音してみてください。「ゼン」というよりは、「デン」に近くなるはずです thereも同様。There was a minimum of cinnamon in the aluminum pan. 「ゼア」というより「デア」に聞こえませんか

日本語の場合は子音だけで発音することはほとんどなく、za/zi/zu/ze/zoというように母音が続くのですが、英語は子音だけで発音できるかどうかが決め手
母音の続かない子音だけの音(カタカナではどうやっても表記できない音)が発音できるようになれれば、一歩前進です

では最後にもうひとつ。

(1)  (2)

(1)breathe[]…呼吸する
(2)breeze[]…そよ風


このコンテンツについてコメントする(質問もこちらへ)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です