まず初めに。エイゴの時間ではいわゆるfour-letter wordsに代表される口汚い言葉は基本的に使いません。
英語では、汚い言葉、乱暴な言葉は4つのアルファベットからなることが多く、ゆえにfour-letter words(F-words)と称されます。代表例としては(今更伏せ字にする必要もないでしょうから、ちょっと失礼して…)fuck、shit、damnなどが挙げられます。
アクション系のアメリカ映画などを観ていると、必ずといって良いほど”Fuck you!(くたばれ)”というセリフが出てきますね 他のどのセリフも聞き取れないのに、これだけはいやにはっきり聞こえたりする そんな覚えはありませんか
そういうシーンがどんなにカッコ良く見えても、そのセリフを言っている俳優さんがどんなにクールに見えても、four-letter wordsはカッコ良くもなければ、クールでもありません
さて、表題の表現。
Cut the crap.
(寝言は寝て言え、でたらめ言うな)
crapは「くだらないこと、でたらめ、支離滅裂なこと、くず」などを意味します。また、shitと同じく「う○ち」という意味もあるため、このせいでしょうか、four-letter wordsの扱いを受けています。英語のオンライン辞書の中には、語義を表示する前に警告を出しているものもあります。
そんな訳で、このフレーズも基本的には使わない方が無難です
ただし、ごくごく親しい仲間内では非常によく使われる表現でもあります。状況、文脈にもよりますが、「いい加減なことを言うな、ばかも休み休み言え」といった意味合いです。なのでここでは〈厳禁〉フレーズではなく、〈要注意〉フレーズくらいにしとこーかなと。
ちなみに、このフレーズを提案したとき、kaoriクンがこう言いました。「clapのLとRを取り違えるとたいへんなことになる… 」 その通りでございますよ。clapは「拍手 」のことです。パチパチパチというあれです。ちょっと心配っていうあなた、「LとRの発音」のレッスンをチェックしてね
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