I’ll be right back. — すぐに戻ります

アイスティーを注文したのに間違ってワインを持ってきてしまったウエイター1さん。「すぐに(注文の品を)お持ちしますので、しばしお待ちを」と言い置いて、厨房に戻っていきました。すぐに戻るつもりで、その場に人を待たせておく。こんなシチュエーション、よくありますね こういう時に使われる表現がこれ。

 I’ll be right back.

この right という単語、右/左の「右」、あるいは正しい/間違いの「正しい」という意味では中学生の時に習います。しかし今回の right はそのどちらでもなく、「すぐに、直ちに」という意味の副詞として使っています。直訳すれば「すぐに戻ります」となるでしょう。「ちょっと待っててね」と解釈してもかまいません。

ではバリエーションをいくつか。

 We’ll come right back.

英語のニュース番組 などを見ているとよく出てくる表現です。コマーシャルの直前でキャスターが使います。これも直訳すれば「すぐに戻ります」ですが、この場合は「コマーシャルを挟んでニュースを続けます」という意味ですね すぐに戻るからチャンネルを変えないでねということでしょう

 I’ll call right back.

これは電話で通話中のシチュエーションです。例えば誰かと電話で話しているとき、よんどころない事情、あるいは手元にない資料を取りに行くなどで、いったん通話を切らなければなりません 「すぐにかけ直すからちょっと待ってて」というときに使います

ちょっと余談ですが、kaoriクンのご実家はご商売をやってらして、お店には外国人のお客さんも時々いらっしゃるとのこと。kaori クン自身、お客さんとのやり取りでこのフレーズを使うとのことです。「コースのビールをワインに変更できますか 」 「聞いて参ります。I’ll be right back.」みたいな感じでしょうか。


  1. 詳しいエピソードは月曜日のレッスンをご覧ください。

このコンテンツについてコメントする(質問もこちらへ)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です