「get by on」のレッスンに、リスナーの gtu さんから『manage to は使えませんか?』というご質問がありました。今日はこのご質問にお答えします。
get by on をそのまま manage to に置き換えることはできません。シチュエーションが書かれていないので gtu さんのご質問の意図から外れているかもしれませんが、manage toを使いたければ、manage to get by on とか manage to live on とかになるかと思います。
できるだけ適切なお答えをしたいので、みなさん、質問をくださる際には「これをこういう風に言い換えられないか」など、なるべく具体的な例を挙げてくださいねm(__)m
さて、manage to (do) は不定詞を伴って「何とか~する」という意味になります。
例えば、部下に向かって会議資料の準備を頼むとします。期限は明日朝。もう時間が余りありません あなたは部下にこう訊ねます。「何とかなるかな 」 英語では “Can you manage?” なんて言ったりします。反対にあなたが部下の立場で、”Can you do that?” (できるかな?)と訊かれたら、”Sure, I’ll manage.“(もちろん、何とかしますよ)なんて答えても良いでしょう
「待ち合わせの時間に何とか間に合った」とか「難しい仕事だったが何とかやり遂げた」とか「忙しいスケジュールを調整して何とか会議に出席した」といった時には “I managed to make it.” です。
I managed to get there on time.
(何とか時間通りに到着できた。)
They managed to meet our requirements.
(彼らはどうにかこうにかこちらの要求を満たしてくれた。)
How can you manage to live on $500 a month?
(いったいどうやったら月500ドルで生活できるんだい?)
ちょっとした会話例。。。
A:I wonder if he can finish it on time.
(あいつ、時間までに完了できんのかな。)
B:Don’t worry, he’ll manage.
(心配すんな、何とかするだろ。)
とまあこんな感じです。manageの持つこのニュアンス、ご理解いただけたでしょうか
このコンテンツについてコメントする(質問もこちらへ)