もう bicycle の綴りは二度と間違えない というkaoriクン、接頭辞や接尾辞を知っておくと、ある程度「単語の意味が連想しやすくなる」と言ってます。ほんとにその通りです
実際、私は受験で英単語を覚える際、接頭辞や接尾辞はもとより、残りの部分にラテン語の名残があればそれもいっしょに覚えるようにしていました
例えば、bilateral の lateral の語源となったラテン語には side という意味合いがあります。これに数字の「2」を表す接頭辞「bi-」が付くのですから、何となく「2つのサイド」というニュアンスが頭に浮かびます しかも、学校の定期試験 でもない限り、単語一つを単体で出されて「この意味を答えよ」なんてことはまずありません。本にしろ映画にしろ仕事の資料文献にしろ、そこには読み手が既に知っている文脈がありますから、単語の意味もいっそう推測しやすいでしょう
数字の「1」を意味する接頭辞には「uni」や「mono」があります。
そこで問題です。
● 車輪が2つの自転車は bicycle。では車輪が1つしかなかったら?
unicycle
● グループやチームがみんなでいっしょの服を着るとき、この服を何と言うでしょう?uniform
● 1本のレールで列車を走らせる鉄道は?monorail
数字の「3」を意味する接頭辞は「tri-」です。
そこで問題です。
● 三色旗と言えばフランスの国旗。英語では? ヒントは「トリコロール」。
tricolor
● 水泳、自転車、マラソンと言えば?triathlon
● trilogyは日本語で何という? ヒントは「物語」。三部作
ちなみに「半分」を意味する接頭辞は「semi-」ですが、これはカタカナ語を手がかりに覚えられます。
例えば全自動はフルオート、半自動はセミオートっていいますね 英語では semiautomatic です。
また電気伝導率が導体と絶縁体の中間にある物質を「半導体」といいますが、英語では semiconductor です。「semi」は「半分」、「conductor」は「導体」。まんまですね
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