Don’t patronize me! — なめるなよ!

Don’t patronize me!

映画などでよく出てくる表現です。どんな意味 これがなかなか難しい 試しにYahoo!の辞書 で patronize を引いてみると、「恩着せがましい(見下すような)態度を取る、ばかにする」となっているのですが、「恩着せがましくする」のと「ばかにする」のではちょっと違うような。。。

こういうときは英英辞典 を引いてみるのがお奨めです。encarta©では次のように定義しています。

be condescending to:
to treat somebody as if he or she were less intelligent or knowledgeable than yourself.

condescending は「わざとらしくへりくだった」とか「無理に調子を合わせるような」という意味なのですが、このあたりが有力な手掛かりになります

例えば、あなたは何かにとても腹を立てている。そこへある人が「まあまあ・・・」と宥め1に入ります。でもこの人はあなたの気持ちを汲んで、心から同情しているわけではありません。実のところ、「適当に調子を合わせて宥めれば、うまくまるめこめるだろう」くらいに考えています。つまるところ、「見下して」いるんですね。しかしあなたはそんなこと百も承知。余計に腹が立つ というものです。そこで

Don’t patronize me!

日本語にすれば、「ばかにしないでよ 」、「いい加減なこと言わないで 」、「子ども騙しはやめて 」、「なめるなよ 」くらいでしょうか。
こうしてみると、「見下すような態度を取る」とか「ばかにする」という定義に「なるほどね」と思えるでしょう。


  1. 宥め:なだめ

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