There’s no place like home! — ただいま!(おうちが一番)

先週は「いただきます」と「ごちそうさまでした」についてお話ししました もうひとつ、対で使われる日本語の挨拶と言えば「いってきます」と「ただいま」ですね

これも「いた・ごち」同様、しっくり馴染む英語はありません あえて言うなら “I’m leaving.” と “I’m home.” ですが、玄関で見送る人に面と向かって “I’m leaving.” とか、出迎えてくれる人にやはり面と向かって “I’m home.” とはあまり言わないかな
玄関先で靴を履きながら、奥にいる人に “I’m leaving.“(行ってくるよ~)、帰ってきて家の中にいる人に “I’m home.” (帰ったよ~)みたいな感じで使われます

ちなみに、私がアメリカで使っていた定番は。。。

いってきます
= Bye now, I’ll see you later!
 (んじゃね、また後で)

ただいま
= Hi! (やあ)

で、Hi! の後にはそれなりの会話が続くわけです。”How’s your day?” とかね

さて表題の例文。
There’s no place like home.

これは直訳すれば「自宅のような場所はない」です。「おうちが一番!」ということですね
月曜日に取り上げた『セックス・アンド・ザ・シティ』にもこの表現が出てきます。ロスにいるサマンサがニューヨークに戻り、キャリーたちに言う台詞 なんですが、意味としては「ただいま 」って感じです。同じ「ただいま」でも、旅行などで長く留守にしていて、やっとおうちに帰れました、みたいなニュアンスになります


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