月曜日のレッスンで、受付やインフォメーションに来たお客様に用件をうかがう表現をご紹介しました。今日はそのフォローアップです
How can I help you?
一応、直訳してみますと、「私はどのようにあなたを助けることができますか 」ですね。要するに、私に何をしてほしいのかを訊ねるわけです。それで「ご用件は 」という意味になります これは病院などでも使われる表現です
足が折れてるとか、額から血を流しているとかいうときに「ご用件は 」もないもんですが 、内科などでは患者さんの具合が一目見て分かるわけではありません。なので向かいに腰掛けたあなたに「今日はどうなさいました 」と訊ねます。このときにも、この How can I help you? を用いることができます 訊かれたあなたは身体が怠いとか、熱があるとか症状を説明して、医師の助けを得るのです
ところで、May I help you? じゃダメなの と思ったリスナーさんもいるかもしれませんね。May I help you? は、道に迷っている人やお店で商品を手に取っているお客さんに、こちらから歩み寄って「お手伝いしましょうか?」と声をかけるときの決まり文句です 窓口に来るお客様は用件があって来ているので、May I help you? と声をかけると「そうに決まってるじゃない 」と思われてしまうかもしれません
せっかくですから受付で使うかもしれない英語表現をいくつか挙げておきましょう。
Please wait in the lobby. I’ll be with you in a minute.
「ロビーでお待ちください。すぐにお伺い致します。」
Please wait in the lobby. I’ll get someone who speaks English.
「ロビーでお待ちください。誰か英語の分かる者を呼んで参ります。」
Please fill in this form.
「この用紙に記入してください。」
Thank you for waiting.
I’m sorry to have kept you waiting.
「お待たせ致しました。」
ほんのちょっと待たせただけなら、「待ってくれてありがとう」という意味の上の文、かなーり待たせちゃった 場合は「待たせてごめんなさい」という意味の下の文でよいかと思います
Is there anything I can do for you?
「どうなされました?」
先に出てきた May I help you? と意味は同じ。「何か私にできることはありますか 」という意味の文章です。
何か迷っている 様子の人、困っている 様子の人を見かけたら、この表現を使って助けてあげましょう
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