That goes without saying. — そりゃ言わずもがなだ。

月曜日のレッスンでこんな表現を使いました。

It goes without saying.

言わなくても通る。つまり「言うまでもない」ということです 「あえて言うまでもないんだけど」という前置き、日本語の会話でもよく使いますね。英語でも同じです。しばしば saying の後に that節をしたがえ、「that節の内容は言うまでもない」のように使われます

It goes without saying that smoking is bad for your health.
「言うまでもないことだが、喫煙は健康に良くない。」
(喫煙が健康に悪いことは言うまでもない。)

It goes without saying that all wines should be stored on their side.
「言うまでもないことだが、ワインは横に寝かせて保存するものだ。」

言うまでもないことですが 、冒頭の it は形式主語と呼ばれるものです。仮主語とも言います。英語は長々しい主語を嫌いますから、仮主語 it をたてて、本当の主語つまり真主語は that節として後ろに持っていきます 一番目の例文の直訳を見ると分かりやすいでしょう。主語は「喫煙が健康に悪いことは」ですが、これをそのまま英語にすると確かに長い。そこで仮主語を用いた構文になっているのです

表題の文章はそのまま that が主語です。誰かが何かを言って、「それは言うまでもないだろう」というときなどに使います

That goes without saying.
「それは言うまでもないよ。」


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