snap — キレる

今日はリスナーの hina さんからコメントをいただいたご質問にお答えします

質問
いつも役立つ英語表現を紹介していただき、ありがとうございます。
さて、以前から疑問に思っていたことが話題になったばかりなので、質問させていただいてもよろしいでしょうか? バンクーバーオリンピック、フィギュアスケートの織田信成選手、演技途中で靴紐が切れるアクシデントがありました。
この場合、「切れる」とはどう表現するのでしょうか?
幼稚園年中字の娘のヘアゴムもときどき切れてしまうのですが、同じ表現になるのですか?
ご回答いただければ幸いです。


お答え
靴紐や輪ゴムが切れるのは、元の形が損なわれること、つまり壊れることですので break を使うことができます

He fell on a triple loop and his shoe lace broke.
「トリプルループで転倒し、靴紐が切れた。」

The rubber band broke and her hair fell out.
「ゴムバンドが切れて、髪が乱れ落ちた。」

snap を使うこともできます。「ポキッと折れる」とか「プツンと切れる」という意味です。

His shoe lace snapped on a jump.
「ジャンプした際に、靴紐がプツンと切れた。」

ところでこの snap、「キレる 」つまり「堪忍袋の緒が切れる 」の「切れる」という意味にも使われます。英文の定義では、to speak abruptly and sharply などとなっていますから、「急に怒り出して感情をぶちまける」みたいな感じですね。

He snapped at me for the slightest mistake.
「たいした間違いでもないのに、彼は(私に対して)急に怒り出した。」

My patience snapped!
「堪忍袋の緒が切れた。」

patience は忍耐、辛抱強さです。これがブチンと切れたわけですね オレの我慢もここまでだっ って感じです。


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