acceptとreceiveの違い

まず次の2つのセンテンスを見てください。

We received your proposal.
We accepted your proposal.

accept と receive はどちらも「受け取る」という意味なのですが、上の2つのセンテンスの意味は実はまったく異なります receive は誰かから何かが送られてきて、それを「受け取る」という物理的行為を表す動詞なのですが、accept には受諾や納得、賛意が含まれます

例えば、取引先から提案書が送られてきました。そこであなたは「確かに受け取りました」という確認のメールを返信します。この場合は receive を使います。

We have received your proposal.
「提案書を拝受致しました。」

では accept を使うとどうなるか 取り違えて使うとたいへんなことになります

We accept your proposal.
「御社のご提案を受諾致します。」

つまり、提案書の内容を理解したうえで、イエスの回答を出すということなのです

accept を使った例文をもうひとつ挙げましょう

Should I just accept the inevitable1?
「しかたがないとあきめるべきなのだろうか?」

辞書などによく出てくる例文です。直訳すれば「不可避なことを(不可避だからと)受け入れる」です。この場合は「納得して」というよりは「甘んじて」受け入れるですね そこで「あきらめる」という訳語が充てられるわけです。


  1. inevitable:避けられない、必然的な

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