Whatever it takes — なにがなんでも

月曜日のフレーズの出典は映画『シャーロック・ホームズ』でした。ロバート・ダウニー・ジュニアのホームズ探偵は頭脳派 というより肉体派 みたいな感じで、なかなかに斬新な解釈でした。さて、この映画にこんな台詞 が出てきます。

Solve this…. Whatever it takes.

ドクター・ワトソンの恋人 メアリーがホームズに向かって言う台詞 なんですが、訳文は後回しにして、まずはこの場合の take について復習しましょう

It will take a few hours to fix the problem.
「この問題を解決するには数時間かかる。」

It will take a lot of money to fix the problem
「この問題を解決するにはけっこうな金がかかる。」

It will take a little more skill to fix the problem.
「この問題を解決するにはもう少々技量が必要だ。」

It will take a lot of work to fix the problem.
「この問題を解決するにはかなりの作業を要する。」

このように「~するのにこれこれの時間、あるいはお金、あるいはスキルや手間が必要だ」というときの「必要である、要する」に当たる言葉が take です

冒頭の台詞に戻りましょう。solve は問題などを「解決する」です。whatever は時間でもお金でも頭脳でも腕力でも「なんでも」という意味です。

Solve this…. Whatever it takes.
「解決して。どんなことをしてでも。」

全体ではこんな意味になります 参考までに、きちんとしたセンテンスになっている例文をひとつあげておきましょう。

I’ll do whatever it takes.
「(目的を果たすためなら)何でもするよ。」


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