『忠臣蔵』といえばもはや日本の年の瀬の風物詩。昨年末はテレ朝系のドラマスペシャルで田村正和さんが「おのおのがた 」とやってらっしゃいました(大石内蔵助です、一応 )。
この『忠臣蔵』をハリウッドが映像化するという 先日、ロンドンで開かれた記者発表のもようをテレビ で見ました。この会見で、監督のカール・リンシュが「西洋の視点で描く初めての忠臣蔵」と言っていました。
この「西洋の視点で」というとき、リンシュ監督が使った英語表現が from a western point of view です。 point of view はまさしく view(見ること)の point(点)、「視点」です 日本人にも比較的よく知られた表現で、POVという略語をご存知の方も多いのではないでしょうか
I’m trying to see things from your point of view.
「君の考え方を理解しようと努めている。」
(あなたの視点から物事を見ようとしている。)
Let’s look at this problem from a different point of view.
「視点を変えてこの問題を検討してみよう。」
(この問題を別の観点から見てみよう。)
They discussed the case from an educational point of view.
「彼らはこの件について教育的な観点から議論した。」
このように人称代名詞の所有格(my、your、ourなど)や形容詞(上の事例では different、educational)などをくっつけて、「誰々の視点」、「何々の観点」と表現することができます 皆さんも自分で例文を作ってみてくださいね
このコンテンツについてコメントする(質問もこちらへ)