「ご飯ですよ~」、「はーい、今行きまーす 」。よくある会話です。月曜日に取り上げた映画『スーパー8』にも出てきます。英語では何と言う 英語にしてもやっぱり簡単です
Dinner is ready!
Okay, I’m coming!
簡単ではあるのですが、ひとつ、注目 してほしい点があります。日本語では「行く」なのに、英語では come を使っている点です 日本の中学校や高校では come は「来る」と教えますが、「相手の居るところへ行く」とか「相手がこれから行こうとしているところへ(自分も)行く」というとき、英語では come を使います
例えば、会話の相手に、その人の家とか会社まで「迎えに行くね」というとき、go ではなく come を使います
I’ll come and pick you up at 9:30.
「9時半に迎えに行きます。」
I’ll come to see you in Paris.
「パリまで君に会いに行くよ。」
今日はみんなで夕ご飯 を食べに行くんだ。あたしも行っていい こんな会話、ありますね 英語ではこんな感じです。
We’re going out for dinner tonight.
「今日は僕たち、夕ご飯に出かけるんだ。」
Sounds great. Can I come with you?
「ま、素敵。私も行きたいな。」
誰か他人の部屋にはいるとき、「入ってもいい 」って一言断ってから入りますが、このとき、相手がその部屋の中に居るときは go ではなく come を使います。
May I come in?
「入ってもよろしいですか?」
・・・と、このように相手の居るところに「行く」ときは、英語では go ではなく come を使います comeは「来る」と単純に覚えてはいけない のでした。
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