最近では米国製の日用品が容易に入手できるようになりました 一昔前なら、出張に出かけるたびに Tide や Downy、Palmolive なんかをせっせと買って帰ったものです。ま、今ではアタックネオなんかを愛用してるんだけどね
英語では洗剤や歯磨き粉、あるいはシリアルとかお菓子など、日常的に消費する食品や日用品を consumer packaged goods と言います。最近では fast-moving consumer goods なんていう言い方もします。花王とかライオンとかP&G、ユニリーバみたいな会社はCPGメーカー、FMCGメーカーです
さて、今私の手元にはアメリカで買ってきた歯磨き粉があります。外箱に印刷された効用とか宣伝文句は日本製のものとよく似ています。
remove coffee, tea, wine, tobacco and other tough stains
with tartar control
protect your teeth against cavities
long-lasting minty taste
まず最初のライン。「コーヒー、紅茶、ワイン、たばこ、その他の落ちにくい汚れを除去します」 歯の着色汚れを日本語でもステインと言いますが、これは英語の stain をカタカナ表記した言葉です。stain は汚れや染みのことで、服についた染みなども stain と言います
2番目。日本語では「プラークコントロール」と言いますが、英語では tartar control のほうが一般的かな。plaque は歯垢、tartar は歯石です。
3番目。cavities、虫歯のことですね 「あなたの歯を虫歯から守る 」 虫歯予防を謳わない歯磨き粉はありません。米国製も同じです。他に to fight cavities という表現もよく見かけます。虫歯と闘う歯磨き粉ですね。
おしまいの1行。「さわやかミントの香りがいつまでも続きます」 こんなところも日本製とよく似ていますね
私たちの身の回りには英文の宣伝コピーとか取扱説明があふれています。面倒がらずに目を通してみてください。よく使われる単語を学習することができますよ
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