先週に引き続き、「would の使い方」についてお届けします
would が単純に wil lの過去形として使われるのは、いわゆる時制の一致が行われるときです
いくつか例文を掲げましょう。皆さん、あああれか、と思い出されることでしょう
John said, “I‘ll give you a lift”.
John said (that) he would give me a lift.
I think it will rain.
I thought it would rain.
I hope Mary will like it.
I hoped Mary would like it.
上の例文の would は、動詞だけでは表現できない意味合いを追加するための would ではなく、時制の一致にって単純に will が would になったものです
例外をひとつ プレスリリースの文面では、主節の動詞が過去形であっても従属する節の動詞が will のままという場合があります。
Company A today announced that it will open five new retail stores in Tokyo.
「今日、A社は都内に新たに5店舗を開店すると発表した。」
発表はすでに済んだことなので過去形 announced を使います。ならば従属節も will から would にしたいところですが、発表した内容は今も実現していない将来のことなので will を使う。ちょっとややこしい ですが、私としては、「これから5店舗開く」という発表なのか、「すでに5店舗開いた」という発表なのか、聞いているほうが混乱しないように文法的なルールはあえて無視すると理解しています
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