しつこいな~と言われるかもしれません でも大事なことなので何度でも言います どうしても英語を使えるようになりたい皆さんっ、英英辞典 を使えるようになってください
英英辞典はとても優れた学習教材です 一般的な辞書の使い方とはちょっと違うんですけどね 普通は「知らない単語」を辞書で調べるのですが、教材として用いるときはあえて「知っている単語」を調べます
ということで、最近取り上げた almost を英英辞典 で引いてみましょう
まずはMerriam-Websterから。
only a little less than: very nearly but not exactly or entirely
いいですね~ only a little less than、「ほんのちょっと足りない」。very nearly ですから「とっても近い」、でも not exactly or entirely、「ぴったりその通りではなく、完全にというわけでもない」。英和辞典には「ほとんど、九分通り」という訳語が出ているんですが、英語ではこんなふうに表現しています
例文としてはこんなのが出てました。
Goats will eat almost anything.
「ヤギはほとんど何でも食べる」
Macmillan Dictionaryものぞいてみましょう
nearly but not completely
「近い、でもぴったりじゃない」。ほとんどそうなんだけど、完全にそうではない
例文。
“Are you ready?”
“Almost! I’m just putting my shoes on.”
「もう出られる?(用意できた?)」
「もうちょっと(で出られる)。今、靴履いてるとこ」
The baby is almost walking now.
「ちょうどよちよち歩きをはじめたところだ」
スタスタじゃなくてヨタヨタ歩く感じです
表題の almost there は「もうちょっとで目的地に到着する」という意味です。there は目指す「そこ」です。物理的な場所を指すこともあれば、問題の解決とか目標の達成など意味することもあります。「あと一息だから頑張ろう」というニュアンスを伴って使われることが多いです
例えば、何時間 も歩いてやっと目的地が見えてきたとき。
We’re almost there!
「あと一息だ、頑張ろう 」
分娩室でうんうん 唸っている奥さんに。
We’re almost there!
「あと一息だ、頑張れ 」
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