Sochi! — ソチ五輪開幕!

いよいよ冬季オリンピック&パラリンピックが始まります ソチでは参加国の代表選手たちが「7競技98種目」で技を競い合うそうです。そこでちょっと気になったんですが・・・

五輪関係の英語のニュースなどを読んでいると、「7」「98」の他に「15」という数字も散見されるのです もっと具体的に言うと、英語では7 sports / 15 disciplines / 98 events という表記をよく見ます。実際、ソチの公式HPを見てみると、トップページの真ん中あたりにスキーやスケート、ホッケー、カーリングなどを表す可愛らしいアイコンが15個並んでいます

オリンピック憲章(Olympic Charter)の日本語版には「プログラムは競技、種別、種目で構成される」とあります。一方、英語版の表記は The components of the programme are sports, disciplines and events.です disciplineとは「分野」のことです。特に「学問分野・学術領域」を表す言葉ですが、実際には学問以外の「領域」にも使われます。オリンピックでは「種別」という訳語が充てられているのですね

さらに、オリンピック憲章では events とは「medals and diplomas つまりメダルと賞状の対象になるもの」と説明されています。英語のニュースなどでは events を medal events と表記しているものもあります。これだと分かりやすいですね。ソチでは 98 medal events、日本語では98種目あるわけです

「何が何でも英語ができるようになりたい 」皆さん、旬の話題で語彙力をアップ しましょう。日本語で読んだオリンピックのニュースを英語でも読んでみましょう。単語ひとつ、フレーズひとつでもかまいません。「英語ではこんなふうに表現するんだな」という経験をしてください 英語はトレーニングによって必ず上達 します。この点はスポーツとよく似ています

ソチ五輪公式サイト(英語)
オリンピック憲章の2011年版(日本語)
オリンピック憲章の2011年版(英語)


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