月曜日のレッスンで forget it という表現を取り上げました。相手の感謝や謝罪の言葉に対して、「どういたしまして、たいしたことではありませんよ」とか「気にしないでいいですよ」と答えたいときに使うフレーズです 知っていると便利な表現ではありますが、砕けた物言いなので、あくまでもお友だちどうしで使ってくださいね 先生とか上司とか仕事の相手先とか、そういう場合は使わないほうが無難です
さて、forget i tはネガティブ な場面でも使われます。
そもそも forget は「忘れる」という意味ですから、これを命令形で使えば「忘れろ」です。相手の期待や希望を否定して、「忘れろ、やめとけ、無駄だ、あきらめろ」という、どこか投げやりな表現ともなるわけです
英英辞典から例文を拾ってみましょう。
If you’re hoping to hear from him soon, forget it, it’s not going to happen.
「彼からすぐに返事が来るなんて、期待するだけ無駄だ。来るわけない。」
(Merriam-Webster)
Oh, forget it. I refuse to go!
「冗談じゃない 行かないよ 」
(The Free Dictionary)
“Any chance of you helping out here?“
「手伝ってくれたりする?」
“Forget it, I’ve got too much to do.“
「ムリムリ。こっちも忙しいんだよ。」
(Oxford)
Just forget it, will you!
「いい加減にしてくれ 」
(Oxford)
こんな感じです。
「おごれ」とか「金貸せ」とか「こーしろあーしろ」とか言ってくる人にはガツン とひと言、Forget it! と言ってやっちゃってください
(でも自己責任で言ってね )
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