fabrication — 捏造

STAP細胞をめぐるニュースでは、捏造とか改竄とか、穏やかならぬ言葉が出てきます 個人の生活圏ではあまり使われることのない単語かもしれませんが、ニュースなどではしばしばお目にかかります。英語でも同じです。捏造とか改竄という単語は積極的に使うことはないかもしれませんが、使われたときに意味が分かるようにしておきたい単語ではあるのです

で、捏造。英語では fabrication です。動詞は fabricate。英英辞書では to invent or concoct something typically with deceitful intent、つまり「だますつもりで何かを作り上げる、あるいはでっちあげること」と定義しています。まさしく「捏造」です

Macmillan にはこんな例文が載っていました。

The defense accused police of fabricating evidence.
「弁護人は、警察が証拠を捏造した、と批難した。」

一方の「改竄」にあたる英語としてはしばしば manipulation が用いられます。動詞は manipulate です。「操作する」という意味です。たとえば data manipulation は「データの改竄、操作」ですし、to manipulate accounts は「会計を操作する」です

先にも述べましたが、このような単語は日常会話の中で積極的に使えなくても、ニュースや資料に出てきたら、これは「捏造」だな、これは「改竄」だな、と意味は分かるようにしておきましょう


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