ニューヨークヤンキーズのショートストップ、デレク・ジーター選手は今季限りで現役引退だそうです 先週、MLBオールスターゲームに出場したおりの、ジーター選手のコメント はあちらこちらで大きく取り上げられました。
ジーター選手は「オールスターゲームなんて別に行かなくったっていい 」という選手がいるとしたら「それはウソだ 」といい、この大会をこう表現しました。
It’s something everyone wants to be a part of. I’ve been fortunate to be a part of a few of them and I’m happy that I had a chance to do it one last time.
今日は最初のセンテンス、It’s something everyone wants to be (a) part of に注目したいと思います 不定冠詞の a はあってもなくてもかまいません。直訳すれば、「それ(オールスターゲーム)は、誰もがその一部でありたいと願うものだ」となりましょうか。
「オールスターゲームの一部でありたい」というのは平たく言えば「オールスターゲームに出たい」ということです。「参加する」とか「出場する」というと、皆さんはまず participate in … とか take part in … というイディオムを思い浮かべるかもしれませんが、この be (a) part of … もたいへんよく使われる言い回しです
例文をいくつか掲げましょう
I’m truly happy to be part of this project.
「このプロジェクトに参加できてほんとうにうれしい。」
He was part of the delegation to Geneva.
「彼はジュネーヴへの視察団に参加していた。」
とても簡単な言い回しですが、こういう表現がすらっと出てくるなら、あなたもなかなかの「英語使い」さんです
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