赤が似合うね – You look good in red.

英国のウィリアム王子が初めて日本においでになりました。
福島訪問の折り、安倍さん主催のお夕食会で王子は浴衣をお召しになっており、安倍さんが「浴衣がよくお似合いですね」と褒めておられました。ほんの短いニュース映像だったのですが、通訳さんの英語もちゃんと入っておりまして、こう訳しておられたと記憶しています。

You look very well in yukata.

well の代わりに good を使うこともできます。

You look good in yukata.

そのドレス似合うね、なら?

You look good in that dress.

では「赤が似合うね」ならどうしましょう?

You look good in red.

こうなります。他の色でも同じです。

さて。上の例文はすべてを主語としていますが、「そのドレス」や「赤(い服)」が主語になることもあります。

That dress looks good on you.

Red looks good on you.

前置詞に注目してください。

She looks good in red.

Red looks good on her.

人間(she)が主語の場合は「人が赤い服の中に入っている」イメージで in を、服(red)が主語の場合は「赤い服が人の身体の上に載っているイメージ」で on を使います。日本語はどちらも「彼女は赤が似合う」でかまいません。あるいは彼女の黒髪には赤がよく「映える」とか彼女は色白だから赤い色が「引き立つ」などの訳語を使うこともあります。

「そのドレス、似合うね」そんな褒め言葉がスラッと出るように、上の例文を何度も繰り返し音読してください。


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