That sucks.
月曜日のレッスンに出てきた表現です。いかにもスラングですが、伏せ字にするほど口汚い表現ではないかな。Macmillan は大文字で VERY INFORMAL、「たいへんインフォーマル」としっかり前置きして、to be very bad と定義しています。Oxford は North American informal、「北米でインフォーマルに使われる」という注意書きがあって、やはり be very bad、disagreeable、disgusting と説明しています。つまり意味としてはThat sucks イコール That is very bad ということですね。
どんな場面でどんな使い方をするんでしょう??相手の不遇に同情して、あるいは自分の不運を呪いながら「最悪!」とか「最低!」とか「ひどい!」とか思わず口にしてしまうこと、ありますよね。That sucks! です。
月曜日のシチュエーションで言うと、閏年閏日は4年に1度しかめぐって来ないため、お誕生日は2月29日というと「そりゃひどい」とか「かわいそう」とか言われてしまいがち。本人にしてみれば「かわいそう」言うな!というお気持ちでしょう。この「そりゃひどい」とか「お気の毒」に充てる表現としてしばしば That sucks! が使われます。
他の例としては。
「彼氏に振られた~」という友だちに、思わずあなたは。。。
That sucks!
「でもまた新しい恋を見つければ良いじゃない?」と言うあなたにその友だちが。。。
Love sucks.
「人生いろいろあるんだから」と宥めるあなたに。。。
Life sucks.
「楽しい音楽でも聴いてさ。。。」
Music sucks.
「自棄にならないの!」
Everything sucks!
ちなみに、上のsucksの英文、全部実際の会話で耳にしたことがあります(>_<) なんか悪態っぽい例文ばかりになってしまいました。一応、Oxfordの例文を引用しておきましょう。巧い例です。
I love your country, but the weather sucks.
君の国は大好きなんだが、天気は最悪だ。
最後に一番最近耳にしたsuckの事例。
Mondays suck.
月曜日は憂鬱だ。
とにかく非常によく使われます。とはいえ、やっぱりお上品な表現ではありませんからエイゴの時間推奨どしどし使いましょう!とは言いません(>_<) でも相手が使ったときに意味が分からないと困りますので本日はあえて、ご紹介してみました。
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