リオ五輪が閉幕しました。日本人のメダル獲得数は過去最多とか。
メダルの有無にかかわらず、あるいはスポーツに限らず、誰かが頑張って何事かを達成したときに、英語ではしばしばproudという言葉を使って称賛の気持ちを表現します。
I’m proud of you!
直訳すると「私はあなたを誇りに思う」くらいになるのですが、私たちが普段使う日本語の表現にするなら、「よくやった!」とか「よかったね!」とか「感動した!」などに相当するかと思います。「誇り」という言葉はちょっと重々しい感じがしますが、I’m proud of youはもっと普通に、カジュアルに使えるフレーズです。
例えば、子どもが学校のテストや運動会でとっても頑張ったとき、パパとママはこう言うかもしれません。
Oh, we’re so proud of you!
「よく頑張ったね、えらかったよ。」
パパは会社で同僚に、こう自慢するかもしれません。
I’m proud of my son!
「自慢の息子さ!」
かつて、「自分で自分を褒めたいと思います」と言ったのはアトランタ五輪で銀メダルを取った有森裕子さんですが、ほんとに頑張った人は自分で自分を褒めちゃってもよいと思います。
You should be proud of yourself!
このセンテンスを直訳するなら「あなたはあなた自身を誇りに思うべきだ」なのですが、これもまた文脈によってもっとそれらしい日本語が浮かんでくることでしょう。あなたならどう訳しますか?
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