なかなかのもの – some

ネスプレッソのコマーシャルの最後のシーン。顔に絆創膏を貼り付けたジョージ・クルーニーに家政婦さんが「だいじょうぶですか?」と訊ねます。クルーニーの答えは「やっぱりネスプレッソは最高だね」みたいな感じ。そこで家政婦さんはこう言います。

Must be some coffee.
「さぞかし美味しいコーヒーなんでしょうね。」

このセンテンスのどこに注目してほしいかと言うと、some です。some の訳語として真っ先に思いつくのは「いくらかの、いくつかの」ですが、他にも「たいした(人・物)、なかなかの(人・物)」という意味でも使われます。実際、日常会話ではけっこうな頻度でこの意味のsomeが使われます。他の単語に置き換えるなら、remarkablestrikingexcellentなどです。

例文をいくつか。

Wow, this is some coffee!
「なんて美味いコーヒーなんだ!」
Wow, this is some view!
「おお。すごい眺めだ!」
That was some storm.
「たいへんな嵐だったね。」
That was some dinner.
「素晴らしいディナーだったよ。」

こんな感じです。皆さんもいくつか作文してみてくださいね。


このコンテンツについてコメントする(質問もこちらへ)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です