月曜日のレッスンでこんな表現を使いました。
I don’t mean to make you feel worse.
どんな意味になるのでしょう。今日はこの I don’t mean to do … という表現についてお話します。
ここで言う mean は「~するつもりがある」という意味で、もちろん肯定文でも使うのですが、否定の形で使われることがたいへん多い表現です。「そんなつもりじゃないんだが」、「そんなつもりじゃなかったんだけど」。言いにくいことをこれから言うとき、言っては拙いことを既に言ってしまったときに使える、ある意味是非とも覚えておきたい表現と言えるでしょう。
いくつか例文を挙げましょう。
I don’t mean to be rude, but…
「失礼なことを言うつもりはないのですが。。。」
実際にはこれから失礼なことを言うときに使います。言いにくいことを切り出すときに、是非この一言を添えてください。奏功のほどは保証の限りでありませんが、覚えておくとたいへん便利なフレーズです。
I don’t mean to pry, but…
「詮索つもりはないのですが。。。」
訊きにくいことを訊くときに使えます。日本語ではよく「立ち入ったことを訊くようで申し訳ないが」と言いますが、まさにそういう感じです。
I don’t mean to offend you, but…
「怒らせる(不愉快にさせる)つもりはないのですが。。。」
日本語ではよく「怒らないでね」と断ってから相手が怒るようなことを言いますが、それとよく似ているように思います。
I don’t mean to push you, but…
「急かすつもりはないのですが。。。」
何かを催促するときに使えます。「催促するようで申し訳ないが」と言いつつ、催促します。
ちなみに、過去形でも使います。
I didn’t mean to pry.
「詮索するつもりはなかったんだけど。」
上の例文でも使いましたが、pryは「詮索する、首を突っ込む」という意味です。誰かに宛てた手紙を見てしまった、ドア越しの会話を聞いてしまった。そういうシチュエーションで「見るつもりじゃなかったのよ」、「聞くつもりじゃなかったのよ」と言いたいときに使います。
I didn’t mean to hurt you.
「君を傷つけるつもりはなかったんだ。」
傷つけちゃった後で言われても。。。(^^;)
言い訳の常套句みたいなものですが、やっぱり覚えておいて困る表現ではありません。
できるだけ日常会話で使えるフレーズを選びましたので、是非、そのまま覚えちゃってください。
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