「場所を取り置く」と「名前を書き込む」 – reservation and booking

ホテルやレストランの「予約」には、reservation のほかに booking を使うこともあります。overbooking は定員以上の予約を受け付けることですが、日本語でもそのままオーバーブッキングと言います。reservation と booking は相互に置き換えることができます。特に使い分ける必要はありません。

例えば、ホテルに到着したら、まず受付で「~の名前で予約をしているんですが」と言うでしょう?英語ではこうです。

I have a reservation under the name of Mary Suzuki.
「鈴木メアリの名前で予約をしています。」

booking でも同じです。

I have a booking under the name of Mary Suzuki.
「鈴木メアリの名前で予約をしています。」

動詞の reserve と book も特に使い分けは必要ありません。あえて違いを言うなら、reserveは場所を「取り置く」感じ、bookは「予約台帳に名前を書き込む」感じです。ただし、実際に使うときはちょっと注意が必要です。

I’ve reserved a room at the Plaza.
「プラザホテルの部屋を予約しました。」
I’d like to reserve a table for two for tonight.
「今日の夜の予約を取りたいのですが。人数は二人です。」
I’ve booked a seat on the evening flight to Heathrow.
「ヒースロー行きの夕方の便を予約しました。」

ホテルの予約で実際に確保するのは「部屋」です。レストランの場合は「テーブル」です。また、飛行機では「座席」です。何を予約するのか、目的語に注意してください。


このコンテンツについてコメントする(質問もこちらへ)

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です