same difference という表現、聞いたことありますか? 同じ違い? 何のことでしょう。
実はこれ、違いがあっても同じような違い、無いも同然の差、つまり「同じようなもの、大差ない」という意味なのです。ただし、same thing、「同じことだ」とは同じではありません。あくまでも「差があることは認めるけれど、気にするような差ではない」と言いたいときに使います。
例えば Cambridge の例文。
“He was driving a red car.” “Actually, it was maroon.” “Same difference.”
「赤い車を運転してたね。」「実際にはえび茶だけどな。」「同じようなもんだろ。」
The Free Dictionary の例文。
“They lost 100 games last year.” “actually, they only lost 96 games.” “Same difference. The point is, they were awful.”
「あいつら、去年は100試合も負けたんだぜ。」「実際は96試合だけどね。」「同じようなもんだ。要は散々な成績だったてことだよ。」
最後に Macmillan の例文。
“I didn’t tell him to leave. I just suggested it was getting late.” “Same difference.”
「帰れなんて言ってないよ。ただ、もう遅いねって言ったんだ。」「どこが違うんだよ。」
same difference はこんなふうに使います。機会があったら使ってみてね。
Same difference.
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