少しの間、アメリカで暮らした経験があります。中学や高校では習わないけど、日常生活では出現頻度の高い単語や言い回しをたくさん覚えました。最初の1ヶ月に学習してその後忘れることのなかった単語が多々あるのですが、その筆頭が meteorologist と precipitation です。
どちらもお天気方面の言葉なのですが、meteorologist は「気象の専門家」のことです。ニュース番組で天気予報を担当するキャスターは weather reporter とか weather presenter と呼ばれます。日本ではよく「気象予報士の○○さん」という表現を耳にしますが、この気象予報士は weather forecasterで す。ちゃんと試験を受けて資格を取得した気象予報士と言いたい時は certified weather forecaster を使うようです。気象の予測にとどまらず、お天気に関するさまざまな解説をする人は meteorologist です。辞書にはよく「気象学者」とありますが、文脈によっては気象予報士と訳すこともあります。アメリカのニュース番組のスタッフ紹介を見ると、meteorologist の肩書きを持つ人が何人かいます。
さてもう一つの precipitation ですが、これもお天気関係の言葉で、「降水(量)、降雨(量)」という意味です。「水曜日の降水確率は○%」というフレーズはほぼ毎日耳にしていました。降水確率は chance of precipitation です。chance of rain ということもあります。
単語を覚えるコツは文脈と反復です。エイゴの時間で例文を提示するときも、できるだけストーリーを作り、文脈の中で単語や慣用句を覚えられるように工夫しています。皆さん、”繰り返し”遊びに来て下さいね。
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