worth は金銭的な価値を表すときにも使われます。
ひとつ注意したいのは、「価値がある」というと、何となく動詞のイメージがあるかもしれませんが、形容詞です。基本的に、be動詞といっしょに使います。
いくつか例文を。
This picture is worth a million dollars.
「この絵は100万ドルの価値がある」
参考までに、疑問文と否定文を。
Is this picture worth a million dollars?
「この絵に100万ドルの価値があるの?」
This picture can’t be worth a million dollars.
「この絵に100万ドルの価値があるわけない」
Cambridge Dictionaryの例文はちょっと不穏当ですが、こんな使い方もしますということで。
Heroin worth about $5 million was seized.
「500万ドル相当のヘロインが押収された」
worth a fortune/worth nothing はイディオム的に覚えてしまいましょう。worth a fortuneは「大金に値する」、worth nothingは「何の値打ちもない」です。ちなみにworth notingは「注目に値する」です。紛らわしいので気をつけてね。
His old house is worth a fortune now.
「彼の古い家は、現在、たいへんな値打ちものになっている」
It’s worth nothing.
「一文の値打ちもない」
そんなに難しい単語ではないんですが、日本人としてはちょっと使いにくい単語のひとつかもしれません。こういう単語が口からするっと出てくると、英語ペラペラっぽく聞こえるかも? がんぱれ。
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