月曜日のレッスンの中で、you’d rather not answerという表現を使いました。ここでは便宜上、主語を「I(私)」に変えて説明したいと思います。
まず基本の形はこれ。
I’d rather not (do something).
別の英語に置き換えるなら、I’d prefer not to do something あるいはもっと平たく I don’t want to do something です。単に「やりたくない」ではなく、「できればやりたくないなあ」「ちょっといやかも」のようなニュアンスが混じります。そして場合によっては「でもやらざるをえないんだよなあ」という気持ちまで含みます(T_T) 例えばこんな感じ。
A:Can we do this now rather than tomorrow?
B:Well, I’d rather not do it at all.
内容、分かりましたでしょうか?
A:明日なんて言ってないで、今日やってしまおうよ。
B:明日だろうが今日だろうが、できればやりたくないなあ。
こういう会話、誰でも経験ありますよね。大掃除とか宿題とか歯の治療とか(^^;)
もうひとつ別の例。あなたが浮かない顔をしているので、友人が「どうしたのさ?」と声を掛けてくれました。でも。。。
友人:What’s wrong?
あなた:I’d rather not talk about it.
あるいは。
A:How much do you weigh?
B:I’d rather not say.
I’d rather not でセンテンスが終わる場合もあります。例えば。
A:Why don’t we go out for dinner tonight?
B:I’d rather not. I’m a bit short of cash right now.
この I’d rather not (do something) は日常会話で非常によく使われる言い回しです。あからさまなノーではなく、ちょっと婉曲的な表現にしたいとき、とても便利なので是非覚えてくださいね。
(2015年12月17日の記事の再掲載です)
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