月曜日にお約束した通り、hitを使った慣用表現をご紹介します。
まずはこちらから。
hit the roof
「屋根をたたく」ではもちろんありません。これはto become extremely angry、つまり「激怒する」という意味になります。すごくすごく怒っているときに使います。屋根をぶち抜くほどの怒りです。日本語で言うなら「怒髪天を衝く」ってところですね。
When I told him how much it cost, he just hit the roof.
「(私が彼に)値段を言ったら、(彼に)すごく怒られた。」
hit the wall
これはお察しの通り、「壁にぶつかる」です。計画などが「行き詰まる」、販売などが「伸び悩む」と言いたいときに使う慣用表現です。
If we continue to follow this approach, we’re going to hit the wall sooner or later.
「このやり方を続ければ、早晩、我々は行き詰まる。」
hit the road
「道路をたたく」ではないですよ。「現在居るところを去る」とか「どこかに向かって出発する」ときに使う表現です。昔の知人が「そろそろ行こうか」という意味でよく使っていたのを思い出します。
Let’s hit the road, shall we?
「さて、そろそろ行こうか。」
hit the sack
sackは「寝床」のことです。hit the sack = go to bedです。
I’ve got a busy day tomorrow, so I think I’ll hit the sack. (Cambridge)
「明日は忙しい一日になるから、そろそろ寝るね。」
hitを使う慣用表現はほかにもたくさんあるのですが、日常会話でよく使うものを集めてみました。機会があったら使ってみてください。
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