翻訳のお仕事をしていたら、こんな表現が出てきました。
at the end of the day
実は、文章でも会話でも非常によく使われる言い回しです。直訳すると「1日の終わりに」ですし、そのような意味で使われることも、もちろんあります。でも、慣用句としての意味はちょっと違う。
慣用句としてのat the end of the dayは、「結局のところ、最終的には」という意味で使われます。「要するに」という訳語がぴったりくる場合もあります。
Cambridgeの定義と例文を見てみましょう。
something that you say before you give the most important fact of a situation
「肝心なことを言うときの前置き」とあります。
Of course I’ll listen to what she has to say but at the end of the day, it’s my decision.
「もちろん、彼女の言い分は聞くつもりだが、最終的には、私が決めることだ。」
Macmillanの例文はこちら。前の例文とつながっているように見えますが、偶然です。
At the end of the day, I’m the one who is going to be held responsible.
「結局のところ、責任を負うのは私だ。」
Longmanにはこんな例文がありました。
At the end of the day, the best team won.
「やっぱり一番強いチームが勝った。」
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