「試合終了のホイッスルーっ!」というフレーズを耳にするたびに、それ「ホイッスル」じゃないから。と突っ込んでしまいます。日本語に帰化した英単語だと思えばいいんだけど、ときどきどーしても気になるケースがあるのです。「ホイッスル」もそのひとつです。
もともとの英単語はwhistleです。月曜日にお話したサイレントレターが入っています。それもふたつも!「H」と「T」です。発音は /ˈwɪsəl/ です。HとTの音はありませんね。あえてカタカナで表記するなら「ウィッスル」です。
whistleのように、Wの後に来るHは基本的にサイレントです。この法則は覚えておくと良いですよ。たとえば、what、which、where、when、whyのHは発音しません。ただし、whoは例外です。発音記号は /huː/ です。Hがありますね。whiteも「ホワイト」とカタカナ表記しますが、英語に近い発音をするなら「ワイト」になります。
さて。「試合終了のホイッスル」は英語で何と言うでしょう。
実はもうそのまま、final whistleです。
He scored just before the final whistle.
「彼は試合終了のウィッスルが鳴る直前にゴールを決めた。」
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