Trouble never comes alone.ってどんな意味?

月曜日のレッスンでクイズを出しました。答えの三択で使ったことわざをおさらいしておきましょう。

1.Every cloud has a silver lining.
「どの雲にも銀の裏地がついている。」

「どんなに悪く見える状況でも、必ずどこかに希望の光がある」と言いたいときに使うことわざです。

silver liningは「銀の裏地」ですが、「銀の縁取り」という訳語を使うこともあるようです。わたし的には縁取りっぽい感じがするのですよね。黒い雲の縁が銀色に輝くのは、その後ろに太陽の光があるからです。その銀色の縁が「希望の兆し」なわけですね。

絶望的な状況に立たされた人を励ますときに使います。ヘタな使い方をすると、気休め言うな!みたいなことにもなるので、しっかり空気を読んで使いましょう。

2.It’s raining cats and dogs.
「雨が激しく降っている。」

最近のレッスンでご紹介しました。「雨がザーザーと激しく降っている」ときに使います。ここで言いたいことはただひとつ。日本語では通常「犬猫」と言いますが、このイディオムでは必ずcats and dogsです。犬と猫の順番を入れ替えてはいけません。こういうのをバイノミアルとかバイノミアルペアと言います。英語にはこのバイノミアルペアがすごくたくさんあります。近々中に改めてご紹介したいと思います。

3.Trouble never comes alone.
「悪いことは重なる。」

直訳すれば「トラブルはひとりでやって来ない」。悪いことは重なるのです。「降れば土砂降り」と似たような状況で使われることわざです。


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