突然ですが、H2Oって何でしたっけ?
Macmillan Dictionaryの回答はいたってシンプルです。ただひとこと。
water
そう、「お水」です。
Cambridgeはもう少し詳しく説明しています。
the chemical symbol for water:
H2O means that each water molecule contains one oxygen and two hydrogen atoms.
「水の元素記号。H2Oは、水の分子が酸素原子ひとつと水素原子ふたつから成ることを意味します。」
この説明にある通り、水素は hydrogen です。hydro-という接頭辞は「水」を意味します。hydroが付く言葉は何かしら「水っぽい」ってことですね。たとえば、hydroelectric powerは「水力発電」です。
hydroとはちょっと違いますが、月曜日にご紹介した動詞のhydrateも「水を補給する、保湿する」という意味でした。また、hydro関係の言葉で、個人的によく思い出すのはfire hydrantです。これは「消火栓」のことです。日本語の消火栓に「水」の文字はありませんが、消火活動に必要な「水」を供給するための設備ですね。
せっかくなので、oxygenもいっしょに覚えましょう。「酸素」のことです。新型コロナ関連のニュースで「パルスオキシメーター」という言葉を耳にします。英語でもpulse oximeterです。血中の酸素レベルを測定する機器を言います。oxi-/oxy-は「酸素」を表す接頭辞です。
主要な接頭辞や接尾辞をおさえておくと、英単語を効率的に覚えられますよ!
おまけ。
カピバラは英語でもcapybaraです。キャピバーラ。学名は「Hydrochoerus hydrochaeris」。温暖な「水辺」に棲む生物です。日本でカピバラと言えば、温泉につかったカピバラが思い浮かびますね。
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